仮想通貨が「証券か?」「いやそうではない」という論争は、実はとっても大事な議論であり、すべての投資家がしっかり理解すべき「基本のキ」です。さわりのぶぶんを説明します。 https://t.co/I5Qx2LRWdQ
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) 2018年6月20日
まず「なにをもって証券と断定するか?」ですが、もっともシンプルな理解の方法は、それが「約束」を伴うのなら、それは「証券」です。
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) 2018年6月20日
「約束」の例ですが「世界を変える!」という宣言は、約束です。「狂おしいほど素晴らしい製品を作る!」というのも、約束です。「偉大な会社にします」というのも約束です。「利益を出します」「配当を出します」「リターンを出します」「有利な投資対象になって見せます」これらはすべて約束です。
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) 2018年6月20日
他人から出資を募る人と、それにお金を出す人のあいだで、なんらかの約束や合意があれば、それは証券です。そもそも「騙した!」「騙してない」の言い争いが発生する根源には、この約束が存在します。
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) 2018年6月20日
それにたいしてしばしば「通貨」として使われる金、銀、銅、貝殻などは、自然界に静かに佇んでいるモノであり、それは約束ではありません。このようにただそこに佇んでいるモノのことを「コモディティ―」といいます。「証券」と「コモディティ―」は仮想通貨の世界では対極に位置します。
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) 2018年6月20日
ここまでの議論を整理すると「証券」の裏にはかならずある「約束」があり、その約束はプロモーター、すなわち資金集めをする「いいだしっぺ」、いいかえればある人物が背後に居ます。でも「コモディティ―」には「約束」は無いです。
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) 2018年6月20日
なぜこのようなことをくどくど説明するか?といえば、世の中には悪い人が居ます。悪い人は色んな出来もしないコトを約束して、他人からお金を巻き上げます。それは取り締まらなければいけない。そのときの「法の適用」の「可」「不可」の試金石になるのが「証券」、正確には「有価証券」かどうか?です
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) 2018年6月20日
「有価証券」とは「約束事が書いてある紙切れ」です。債券や株券がその例です。でもその約束がまもられないのなら……それは無価値の紙切れに成り下がりますよね?
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) 2018年6月20日
「有価証券」を発行するということは、「わたしは○○を履行します」という約束の上でそれを証明する紙切れ(=有価証券)を出すことに他なりません。これは「責任のはじまり」です。鎖でつながれた囚人のごとく、有価証券の発行者は、その途方もない責任の囚われの身になります。
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) 2018年6月20日
この世の中には「資金調達おめでとう!」と、おカネを集めただけなのに、それが何かの偉業達成みたいにそれをお祝いする習慣があります。→バカタレ!!!!ですね、そういう奴らは。ひとさまのおカネを預かった日……それはあなたが自由を失った日に他なりません。キリスト教の原罪と同じ。
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) 2018年6月20日
ところが、そういう「重み」を感じていない資金調達者が、世の中には溢れています。ICOの世界の大半は、そういうバカタレです。プロジェクトが成功しようが、しまいが、別にカンケーないと思っている。
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) 2018年6月20日
でも投資家の側に立って考えてもみて下さい。あるICOに応募し、おカネを送金したけれど、1年経ってもなんの返事もないし、プロモーターが何処に居て、プロジェクトがいまどうなっているのかの報告も無い……そういう案件が大半です。その場合、あなたは誰に泣きつきますか?
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) 2018年6月20日
そんなとき、あなたに代わって「駄目だろ!ひとを騙しちゃ!」と凄味をきかせてくれる頼もしい政府関係者が、アメリカの場合、つまりSECなのです。でも「騙した」「騙さない」を判断するとき、「そもそもどういう約束をあんらたしたの?」ということが問題になると思いませんか? それが「証券」です
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) 2018年6月20日
「人からお金あつめるときは、ウソ言ったらアカンでー」「おまえの身元をちゃんと開示せなアカンでー」「ちゃんとやってますということを四半期ごとに決算で示せや!」、、、これらはいずれも「証券」を売り出す際にプロモーターがSECに約束することです。
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) 2018年6月20日
ゴールドやシルバーは、それを見る人が「これには価値がある」と感じるから例えばゴールドの場合1オンス当り1277ドルを喜んで支払うわけです。でも有価証券はたんなる紙切れなので「約束」がその価値の大半を占めているというわけです。
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) 2018年6月20日
ICOが「証券だ!」と認定されなければ、あなたがこれまでにICOに応募したおカネはプロモーターとともに消えてしまうわけで、法的手段で取り戻すことができなくなります。これが「ICOは証券ではない」と認定されたケースでのデメリットというかダウンサイドです。
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) 2018年6月20日
いますでにトレードされている仮想通貨が「証券だ」と認定された場合、ちゃんと登録せずそれを販売したというカドでプロモーターが牢屋に入る場合もあるかもしれません。これもデメリットというかダウンサイドです。
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) 2018年6月20日
その場合、たぶんその仮想通貨は急落するでしょうね。
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) 2018年6月20日
分かりやす過ぎて感動しました・・・
「猿でもわかる」とはこのこと。— ぽんず (@ponz_xrp) 2018年6月20日
金融原始人の私にも大変わかりやすいお話、恐れ入ります。
やはり長短あるんですね。証券扱いされるかされないか、どちらが良いのか迷いますね。
ありがとうございました。
— soup☆man (@soupman2018) 2018年6月20日
リップルの証券化が心配されているが調べれば調べる程、問題は無いと思う
証券化を恐れて価格が安い今がチャンスだと思う
リップル半端ない
仮想通貨の未来は明るい— 自由億達成 (@kOt5UzBwUujtQCh) 2018年6月21日
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